期首棚卸高
前年の決算期における棚卸資産を、凝り越して計上するときに用いる勘定科目を「期首棚卸高」といいます。商品を仕入れて販売する小売業では、年度末に在庫や破損した商品、原材料などの数量を把握するために「棚卸(たな卸)」を行います。商品や原材料などの在庫は、翌年以降に販売することができる資産ですので「棚卸資産」として帳簿に記入します。
商品の仕入れや製造にかかった費用のことを売上原価といい、売上原価は、「期首棚卸高+仕入高ー期末棚卸高」という計算式を使って計算します。
期首棚卸高に関する仕訳例
例1前年度の期末の在庫商品を、今年度の期首棚卸高として振り替えた。
借 方 | 貸 方 |
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期首棚卸高 200,000 | 商品 200,000 |
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