仕訳と勘定科目

銀行口座からお金を引き出したときの勘定科目と仕訳例

仕訳一覧



例1)事業用の銀行口座から、事業の財布に入れるためのお金50000円を引き出した場合の仕訳例

借 方 貸 方
現金 50000 ひかり銀行 50000

例2)事業用の銀行口座から、生活費に使うお金30000円を引き出した場合の仕訳例

借 方 貸 方
事業主貸 30000 ひかり銀行 30000

事業主貸とは、その名前の通り事業用の資金から事業主に貸したお金のことで、事業の財布や預金口座から生活費など個人のプライベートな事情のために使った場合のときに使用する勘定科目です。事業用の財布に現金を入れた場合、個人事業主の場合はとくにプライベートな財布のお金と混ざってしまいがちですので、期末で事業用の財布の中身が数字上マイナスになってしまうことのないよう気を付けましょう。

ATMのサービス時間外でお金を引き出した場合、手数料が発生することがあります。この場合の仕訳例は次のようになります。

借 方 貸 方
支払手数料 126 ひかり銀行 126

実際の帳簿には次のように記入します。 (ATMの時間外取引で手数料が発生したケース)

No. 日付 摘要 借方科目 金額 貸方科目 金額
116 10月17日 普通預金から現金を引き出した 現金 50000 ひかり銀行 50000
117 10月17日 ATM時間外手数料 支払手数料 126 ひかり銀行 126

 



5万円分のお札






仕訳と勘定科目のケース別まとめリストNo

利息が振り込まれた時   高速道路代(ETC/現金)   クレジットカードで買い物したとき   ガソリン代   スポーツクラブ(ジム)の会費   クレジットカード年会費   有料駐車場にとめた時   ATMでお金をおろした時の手数料   国民年金   パソコン   銀行口座からお金を引き出したとき   ウイルス対策ソフト   ご祝儀(お祝い金)   お香典   喫茶店やレストランの飲食代   自転車   自動車の保険料   外国通貨預金(ドル、ユーロ)   電車代やバス代の領収書の代わりとなるもの   医療費控除の対象になるもの・ならないものリスト