仕訳と勘定科目

外国通貨預金(ドル、ユーロ)の勘定科目と仕訳例

仕訳一覧



外国通貨100ドルを現金でABC銀行に預けた時の仕訳例。預け入れたときの為替相場が1ドル105円の場合。

借 方 貸 方
ドル預金 10500 現金 10500

外国通貨100ユーロを現金で甲乙銀行に預けた時の仕訳例。預け入れたときの為替相場が1ユーロ143円の場合。

借 方 貸 方
ユーロ預金 14300 現金 14300

ドルやユーロといった外貨建て預金は通貨ごとに為替のレートが異なるため、簿記上は上記のように通貨単位で「ドル預金」や「ユーロ預金」といった勘定科目を使います。また外国通貨建て預金は、その時々の為替相場によって金額が変動するという特徴があります。そのため決算日において為替の再評価をする必要があります。このときの相場でを日本円に換算した場合に、預金が増えていたときは「為替差益」、減っていたときは「為替差損」という勘定科目を使って処理します。

実際の帳簿には次のように記入します。

No. 日付 摘要 借方科目 金額 貸方科目 金額
287 11月12日 ABC銀行にドル建預金した ドル預金 10500 現金 10500

 



ドル建て預金






仕訳と勘定科目のケース別まとめリストNo

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